どうも!親愛なる皆様こんにちわ!漫画家のカニです!
いやー、寒いですねーしっかし!
もう毎日毎日、だんだん寒さがひどくなっていってるような気がします!
今朝の熊本なんて、雪がつもりましたからね!
なかなかないですよー!熊本の平地で雪がつもることなんて!
おかげで珍しいものが観れて楽しかったですけど!
さて、そんな「天気の話」という究極の世間話はこのへんにして
私最近、アマゾン以外でも電子書籍を販売しまして、ちょっと思ったことがあるので
今回、ブログにしたためさせてもらいます!
皆さま、電子書籍はお持ちでしょうか?
ここのところの出版業界の不況っぷりとは裏腹に、電子書籍の成長っぷりは
マジ半端ないですよね。
一時期は「電子は読みにくい」とか「目が疲れる」などとネガティブな意見を言われていた時代もあったのですが、
スマホの普及とともに、簡単、便利な電子書籍の需要は急速に高まっております。
かくいう私もそんな電子書籍業界に一枚噛んでる人間なので
スマホなどの端末で漫画をよく読むようになったのですが、
正直、「家にある全ての紙の本を、電子化してぇ」と思っちゃうくらい
電子書籍は便利です。
今後、電子書籍リーダーなどの端末がより進化し、より電子書籍が読みやすくなっていけば、
もういよいよ紙媒体が決定的にオールドメディアとなってしまうのは自明なことだとおもいます。
正直、電子書籍を世界に普及させようとしてる、大変に影響力をもった企業を相手に、
世界中の出版業界と本の愛好家たちがどんなに戦っても、
この「書籍の電子化」の流れは、止まることはないでしょう。
・大量消費社会ではニッチな需要に応えられない。
以前ツイッターなどで、プロの漫画家の方のあるツィートを拝見しました。
その内容は「自分の本を買ってくれようとしてくれた人が、書店で本を見つけられずに嘆いている。」というものでした。
書店には多くの本が置かれていますが、その本たちはどれも平等に並べられてるワケではありません。
より多く売れることが期待できるものは、大量に入荷し、それらを目立つように平積みにされますが、
そうでないものは、50音順に棚に並べられるだけです。
ゆえに、たとえどんなに情熱をもってお目当の本を買いにきても、その本が書店に売り出されてなければ、
その書店に置いてあるのか無いのかもわからず、膨大な本棚をくまなく探さねばなりません。
たとえ一定数の需要が見込まれる商品であっても、業界が決めた基準を満たせない商品を売り出すことはできない。
その結果、本来応えられるはずの需要に応えることができない。
なぜこういう事態がおきてしまうのか、
それはこれまでの出版業界が「大衆(マス)」をターゲットにするビジネス構造だったからです。
・電子書籍は小規模な需要に応えることができる。
おそらくこういったケースは、今の世の中ごまんとあるでしょう。
しかし、これはどうすることもできない話です。
なぜなら「物」は「場所」を必要とし、そしてどんなに大きくても「場所」は有限だからです。
「場所」が有限である以上、「より売れそうなもの」を優先的に仕入れるほかなく、
出版業界においても「より大衆(マス)」の需要を満たせるもの」を育てることに力をそそぎます。
いままでの時代はそのやり方でよかったかもしれませんが、
ネットの普及によってその「大衆(マス)」が細分化したときに、現代のビジネスモデルが
通用してこなくなってきています。
「一つのタイトルに対する大量の需要」よりも「無数のタイトルに対する無数の需要」の集合体の方が
大きくなってしまったとき、現代の紙媒体の業界では、この市場に対応できません。(いわゆる同人市場というやつですね)
そこで登場するのが「電子書籍」なのですが・・ちょっと今回は長くなったので、気が向いたらこの話の続編を書きたいとおもいます!
たぶん需要ないけど!!w
それでは今回もながながと失礼しましたー!またよろでっすぅー!!
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